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第43回交通図書賞

【受賞作品】    

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平成30年3月6日(火)、一般社団法人日本交通協会の特別会議室において、第43回交通図書賞審査委員会が開催され、厳正なる審査の結果4作品の受賞が決まりました。

【第43回交通図書賞受賞作品】
第1部(経済・経営) 該当作品なし
第2部(技術) ■石田 正治・山田 俊明 編著 池森 寛・大島一朗・緒方正則・菅 和彦・堤 一郎 著 「図説 鉄道の博物誌 ものづくり技術遺産(鉄道の革新)」(秀和システム)
第3部(歴史) ■武田 尚子 著 「荷車と立ちん坊 近代都市東京の物流と労働」(吉川弘文館)
第4部(一般) ■今尾 恵介 著 「地図と鉄道」(洋泉社)
奨励賞 ■村上 敦 著 「ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか 近距離移動が地方都市を活性化する」(学芸出版社)

交通図書賞は、「交通に関する優秀図書を選定し、広くこれを推奨することにより、交通知識の普及と交通従事者の教養の向上に資する」ことを目的とした顕彰事業です。
今回は、平成28年12月1日から平成29年10月31日までに刊行・市販された運輸・交通関連図書のうち、120作品がノミネートされました。
これを有識者及び実務者で構成する「幹事会」において事前審査を行い、4部門(経済・経営・技術・歴史・一般)の担当幹事が各2〜3作品づつ計11作品を受賞候補作品として選定し、審査委員に提出しました。国土交通省総括審議官及びJR幹部その他交通界の各審査委員5名の方々に審査していただき、審査委員会に各委員の評価を持ち寄ったうえで慎重に審議を行った結果、上記のとおり受賞作品が決定いたしました。
表彰式は、平成30年3月23日(金) 17時から行われ、受賞者には賞状、賞金が贈呈されます。


平成29年度交通講演会の報告

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平成29年度交通講演会:「鉄道史シリーズ第2回」を開催しました

平成29年11月15日(水)15時から17時30分まで日本交通協会大会議室において、当交通協力会が主催する平成29年度交通講演会「鉄道史シリーズ第2回」を開催しました。
5年後の2022年10月、わが国の鉄道は創業150年を迎えます。この機会に新しい鉄道史を刊行すべく関係者が一堂に会して議論を重ねてきた「鉄道史に関する懇話会」は本年3月に審議を終え、全5巻、合計4000ページ(ほかに資料編1巻)の「鉄道百五十年史」を編纂・刊行することで合意が得られました。
4月には「鉄道百五十年史編集委員会」が発足し、鉄道史に関する懇話会の座長を務められた東京大学名誉教授原朗先生が委員長に就任され、各巻ごと経営史・技術史担当の執筆者など、合わせて12人の編集委員で構成し、交通協力会が事務局となって精力的に準備を進めています。
今回で第2回目となる交通講演会では、第1巻(創業から鉄道国有まで)の経営史を担当される老川慶喜先生と第2巻(拡充・興隆期を経て戦中・戦後期へ)の技術史を担当される大内雅博先生からご講話を頂き、鉄道関係者など約130人が聴講しました。前回同様に、聴講者との間で活発な質疑応答がなされ、大変有意義な講演会となりました。

講師 老川 慶喜(立教大学名誉教授・跡見学園女子大学 教授)
演題 鉄道の父・井上勝 ― その生涯と業績
講師 大内雅博(高知工科大学 教授)
演題 統計に見る鉄道経営の発展と国際比較/国有化以後の日本の鉄道/現代スイスと日本

今後も交通講演会では、鉄道百五十年史編集委員会の委員を順次講師としてお迎えし、それぞれの専門分野に関する演題でご講演を頂きたいと考えております。

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